WiMAXは固定回線で利用可能??

WiMAXは固定回線で利用可能??

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固定回線といえば、ADSL、光回線あたりをイメージすると思います。
しかし、もし一人暮らしで外でインターネットを使うことが多い場合、家で光回線に契約せずにポケットwifiを利用するという選択肢もあるわけです。

 

そこで、今回はポケットwifiの中でもWiMAXを固定回線で利用することは可能なのかどうか、ということについて書いてみました。

 

WiMAXを固定回線にするのは可能なのかどうか??

 

結論から言うと「可能」です。

 

根拠は2点あります。

 

  • 3日間で10GB「も」利用できる
  • 速度制限に引っかかっても6Mbps前後の速度が出る

 

 

3日間で10GBも利用できる

WiMAXは2017年2月2日から10GB/3日間利用することができるようになりました(以前は3GB/3日)

 

参考:UQ WiMAX 2+の速度制限が「3日で10GB」に緩和。超過後も日中は制限せず、2月2日から

 

WiMAXは大きく分けて「通常プラン」と「ギガ放題プラン」があります。

 

通常プランとギガ放題プランの違い

 

  • 通常プラン→7GB/月利用可能
  • ギガ放題プラン→10GB/3日&無制限/月利用可能

 

(*当サイトではギガ放題プランをオススメしています。)

 

10GBはどれくらいインターネットを利用できるのか??

 

10GB/3日はどれくらいインターネットを利用できるのかというと

 

内容 データ量 10GB
UQの公式HP 300KB 約33333回
テキストメール 15KB 約666666通
画像+メール 1MB 約10000通
Youtube(360P、5分間) 20MB 500回
Google Map 3MB 3333回

 

インターネットのページを3万回、テキストメールを6万通送ることができます。

 

普通に利用する分には全く支障はありません。

 

強いて言うなら、動画コンテンツが非常に通信容量を消費しやすくなっています。

 

ただ、動画コンテンツを見る場合、画質を下げることによって無駄な通信容量の消費を抑えることができます。

 

 

上記のようにYoutubeの歯車ボタンを押せば、画質を下げることができます。

 

Youtubeで音楽を聴くときなんかはとても便利で、画質を144Pに下げれば3GBで25時間程度動画を再生することができます。

 

スマホでYoutubeの画質を下げる方法はこちらのサイトが参考になります。

 

参考:YouTube:通信量減&バッテリー消費も減! 低画質で再生する方法【初心者講座】

 

実は1カ月で3GB以上利用する人は半分にも満たないというデータが!

 

参考:MMD研究所

 

つまりよほど利用する方でなければ3GB/3日の制限はさほど心配する必要がありません。

 

速度制限に引っかかっても6Mbps前後の速度が出る

ワイモバイルやその他、ポケットwifiは通信速度制限に引っかかった際に最大速度128Kbpsに制限されてしまいます。

 

しかし、WiMAXのギガ放題プランに関しては速度制限に引っかかっても最大通信速度1Mbps~6Mbpsほど出ます。

 

動画を視聴するのに必要な通信速度

 

  • Youtube(360P:低画質):0.5Mbps
  • Youtube(1080P:超高画質):3.5Mbps
  • hulu:2Mbps
  • Gyao:2.5Mbps

 

上記の通信速度があれば動画を視聴できますので3GB/3日以上ネットを利用して通信速度制限に引っかかったところで、結局大した問題はないのです。

 

以上2点より、WiMAXは充分固定回線として利用できるといえます。

 

それでは、WiMAXを固定回線として利用するメリットを抑えましょう。

 

WiMAXを固定回線にするメリット

WiMAXを固定回線にするメリットは以下の通りです。

 

  • 配線不要!部屋にスペースができる
  • 即日で申し込むことができる
  • 家だけに限らず外でも利用できる
  • auユーザーはスマホ料金が安くなる
  • 引っ越しの際に転用不必要だからめちゃらく

 

 

配線不要!部屋にスペースができます

光回線やADSLといった固定回線はモデムと無線LANルーターを設置するため、部屋のスペースを大きく取ります。

 

 

参考:BUFFALO

 

その点、WiMAXはワイヤレスでスマホと同じ程度のサイズで利用できるので、配線不要・部屋のスペースを取ることもありません。

 

即日で申し込むことができる

光回線は申し込む際に、工事をする必要があります。

 

そのため工事の予約→立ち合い工事まで2~3週間かかるため、ある程度計画的に工事の日程を組まなければなりません。

 

特に引っ越しの多い2月~3月の間は工事の日程も非常に混み合い、簡単に予約が取れる状況ではありません。

 

最悪、予約してから工事開始するまで1カ月かかることもあります。

 

それだけではなく、光回線の場合、工事費用も掛かります。

 

WiMAXは事務手数料の3000円のみとなっていますが、それに対して光回線は工事費用に1万円^2万円はかかります。

 

コスト高で時間がかかる光回線に対してWiMAXは即日開通で初期費用が安く済みます。

 

家だけに限らず外でも利用できる

一般的な固定回線は家出しか利用できませんが、WiMAXの場合、外でも利用できます。

 

出張で頻繁に地方に行って仕事をする方、フリーランスでカフェでお仕事をされる方、友人の家に頻繁に泊まる大学生等、外でネットを利用する大多数の方にWiMAXはおすすめしています。

 

外でインターネットを使う機会が多いなら固定回線にWiMAXはおすすめします。

 

 

auユーザーはスマホ料金が安くなる

WiMAXを販売している大元は「UQWiMAX」という会社が販売しており、UQWiMAX自体はKDDI系列の会社となってます。

 

そのためUQWiMAXはWiMAXに契約した際にauユーザーの方はスマホの料金が最大934円安くなる「auスマートバリュー」というキャンペーン特典を付けています。

 

auユーザーはお得になるという仕組みになっています。

 

 

引っ越しの際に転用不必要だからめちゃらく

光回線の場合、引っ越し時に転用申請、もしくは引っ越し先で新規の回線を申し込む必要があります。

 

その点、WiMAXはいつでもどこでも使えるので、引っ越す際も何の申請もせずに引き続き利用できます。

 

特に転勤が多い人に向いています。

 

WiMAXを固定回線にするデメリット

メリットだけではなく、デメリットも確認していきましょう。

 

  • 光回線と比較したら不安定
  • 超ヘビーユーザーには向かない

 

光回線と比較したら不安定

WiMAXは光回線と比較したら、不安定です。

 

通信速度、安定性に関しても光回線の方良いです。

 

WiMAXを利用しようと考えている方は、光回線よりも回線の速度や安定性という観点よりも外で使えるメリットや手軽さに惹かれて契約する人が多いです。

 

よってWiMAXは光回線よりは不安定で速度が遅いというのを知った上で契約することをお勧めします。

 

ただし、ここ最近はWiMAXの速度がかなり安定しています。

 

当サイトでもWiMAXの口コミでも書きましたが当サイトでおすすめしている最新端末の「WX03」はかつてないほど評判がいいです。

 

特に速度の安定面では光回線に負けず劣らずの速度の安定性を誇りますので「WiMAXが光回線よりも安定性で完全に劣る」とも言えなくなってきました。

 

超ヘビーユーザーには向かない

また、ミドルユーザーまでの方に対しては固定回線としておすすめしますが、「超」が付くほどのヘビーユーザーに対しては今のところお勧めできません。

 

例えば

 

  • 1日10GB利用する
  • 毎日スマホ、パソコンで毎日映画を見たい
  • 職業柄インターネットがなかったら仕事が成り立たない

 

こういう人にはWiMAXはおすすめできません。

 

光回線の方をおすすめします。

 

関連:光回線の比較をはじめからていねいに

 

固定回線にするだけではなくサブ端末という使い方もOK

WiMAXをサブ端末という形で使うのもアリです。

 

メインを光回線にしておき、外で利用したり、光回線の速度が不安定なとき、WiMAXを利用するという使い方もあります。
(意外とこういう使い方をしている人は多いです)

 

特に株やfxなどの投資をしている人はインターネットの接続不良によって大きな損失を出してしまう可能性があります。

 

そのため、いざ光回線が利用できなかったときのために、WiMAXを1台持っておくと便利です。

 

 

WiMAXはモバイル端末だけではなくホームルーターもある

また、もし固定回線として「光回線とWiMAXの中間のようなものが欲しい」という方には、UQWiMAXが「URoad-Home2+」というホームルーターをおすすめします。

 

 

上記が、UQWiMAXが販売しているURoad-Home2+です。

 

WiMAXのモバイル端末版と同じように高速回線(11Mbpsの回線)は3GB/3日の制限がありますが、「ノーリミットモード」という通信モードを利用することができ、そちらのモードでは最大13.3Mbpsの速度の回線を無制限に利用できます。

 

また、実際にUQWiMAXの社員様からお伺いできたことですが、URoad-Home2+の方が通信感度が良く、電波をキャッチしやすいため、モバイル端末よりつながりやすいです。

 

取り付ける際に工事がいらないため、「移動できる固定回線」として利用できます。

 

しかし光回線ほど速度の速さと安定性がないため、よく言えばWiMAXと光回線の良いところを取り入れている、悪く言えば中途半端といった感じです。

 

 

結論を言うと、「WiMAXは固定回線として利用可能だが、ぜいぜいミドルユーザーまで」だにゃ!

 

圧倒的にネット回線のりようりょうが多い方は光回線をオススメするにゃ!


 

 

まとめ

結論から言うとWiMAXは超ヘビーユーザー以外は固定回線に使えます。

 

光回線もWiMAXもメリット・デメリットがあるので、自分に合った方を選ぶことをお勧めします。

 

もし、WiMAXを検討しているなら「WiMAX2+の評判が悪い??その理由とは!?」でWiMAXの評判を確認し、「Wimaxプロバイダ比較!キャッシュバックキャンペーンを徹底解説」でワイマックスのプロバイダを比較してから契約することをお勧めします。

 

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