Broad WiMAXに契約してみた！実際に利用してレビューしてみました
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はじめまして、四国の田舎に住む子育て主婦です。
通信費の節約をしたくて格安スマホを使っていたのですが、パソコンに関してはまだノータッチ。
でも最近は使い放題で家でも外でもネットが出来る「WiMAX」という便利なものがあると聞いて、早速我が家でも試しに契約してみました！
今回私が契約したのは「Broad WiMAX」。
キャッシバックはありませんが、他社に比べて毎月の基本料が安いのが魅力の代理店さんです。
エリア判定も済ませたうえで申し込んだのですが、実際に使ってみた感想はアウト。
残念ながら返品することとなってしまいました。
その原因は、「WiMAX契約の上で大切なポイント」を私が見落としてしまっていたからです。
私が見落とした大切なポイントとは何なのか、エリアが不安な田舎の方が失敗なくWiMAXを契約するにはどうすればよいのか、今回の経験を元にレビューしていきますね！
目次
私がBroad WiMAXを選択した理由は？
私が今回Broad WiMAXを選択した理由は、上でもご紹介した通り「月々の基本料金が安いから」です。
「GMOとくとくBB」や「BIGLOBE」などはキャッシュバックが3万円ほどつくのが魅力ですが、月額料金が4,300円前後とやや割高なのがネック。
その点、Broad WiMAXは月額3,400円と、1,000円近く安く使えるところが嬉しいです。
キャッシュバックといっても携帯ショップのようにすぐにいただけるわけではなく「数か月使って初めて申請権利が出来る」というものなので、ずぼらな私はきっと忘れてしまいそうな事、また、出来れば今現在の生活費を少しでも抑えたい！という思いから、毎月の利用がお得な「Broad WiMAX」を選択しました。
Broad WiMAX申し込みの手順は？
私と同じようにBroad WiMAXを使ってみたい！という方のために、お申込み手順を簡単に説明しますね。
公式ページを少し下にスクロールすると出てくる赤い「WiMAXをお申込みする」というボタンをクリックすると、データ端末を選択する画面が出てきます。
振り分けられた番号に沿って好みの端末と料金プラン・オプションを選択。
その後お客様情報と支払い情報を入力していきます。
確定前に「お申込み前の確認」というチェック欄がありますが、ここは必ず中の内容に目を通しておきましょう。
私はここを見なかったために、後々失敗してしまいました。
こちらの画面が出ればお申込み完了です！
WiMAX端末はどれを選べばいい？
なお、購入時、端末が複数あるので悩むかと思います。
購入前にサポートにチャットで聞いてみたところ、今は断然「W05」がおすすめなのだそう。
ラインナップ中最も最新の機種で、通信速度も従来のものに比べ早くなっています。
電池持ちを重視される方はWX04の方がやや優れているとの事ですが、毎日充電可能な環境にいるのであればW05を選択しておくのが良いでしょう。
どの端末を選んでも端末料金はかかりません。
Broad WiMAX届きました！開封の様子をレビュー！
注文後、数日してBroad WiMAXが届きました。
混雑しているのか、発送連絡のメールがなかなか届かずもやもや。
佐川急便さんが届けてくれたので、商品自体はとても綺麗な状態で届きました。
箱の中にはWiMAXの本体と充電コード、説明書などが入っています。
本体の箱を開けてみました。
中に一緒に、WiMAXを使うためのICカードが封入されています。
W05本体がこちら。
液晶部分がガラストップになっていて、画面で見るよりも高級感があります。
厚みも薄く、細いのでポケットに入れてもかさばらず、スタイリッシュで格好良いです。
我が家には数年前に契約したポケットWi-Fiがありますが、それに比べるととても進化しているのを感じました。
届いたときにはまだ充電がありませんので、まずはコードを挿して充電しましょう。
届くまではスマホの充電器を使いまわせばいいかな、と思っていたのですが、残念ながら端子の形が違いました。
左の黒いのがスマホ（android）の充電器、左の白いのがWiMAXの充電器です。
スマホの充電器がかまぼこ型なのに対して、WiMAXは楕円型ですね。
使いまわしは出来ないので、WiMAX充電時は必ず付属の充電コードを使用してください。
充電が完了したら、ICカードを入れましょう。
カード台紙から丁寧にICカードを切り取って、WiMAXに挿入します。
このあたりの操作はスマホと同じですね。
Broad WiMAXには専用の説明書が入っていて、こういった基本操作もすべてカラー写真で説明してくれています。
「いつもスマホはショップ定員さんに設定してもらっているから、自分でするのは不安……」という方も、カラー説明写真を見ながら作業すれば簡単に設定できますよ。
WiMAXの電源を入れてみました
早速電源を入れてみました。
電源ボタンは本体上部についています。
パソコンと同じ起動マークがついているのでわかりやすいですね。
液晶もとっても綺麗です！
まるで小型のゲーム機のよう。
バックライトが明るいので、暗い所や屋外でも見やすいです。
はじめにかんたん設定の画面が出てきます。
ここでパソコンやスマホに設定を送っておくと、すぐに接続して使い始めることが出来ます。
設定方法には、「お引越し」「WPS」「NFCタッチ」「QRコード」「手動設定」などが準備されています。
もし使い方がわからない場合は、手動設定をクリックすればパスキーが表示されるので、パソコンやスマホへの接続時に手入力すればOKです。
手動設定の方法は、説明書でもカラー写真で説明してくれているので安心ですよ。
私のWiMAXの契約は失敗だった？その理由2つ
ここまでは順調だったのですが、残念ながら我が家では次の2つの理由でBroad WiMAXの使用を断念することとなってしまいました…。
いったい何がダメだったのか、順を追ってご説明します。
失敗の理由１・気になるWiMAXの電波は？…なんと圏外！
ひとつめの失敗の理由は、電波の問題です。
電源も入れて、いよいよWiMAXを使用！と思ったのですが、スマホに接続できるものの、「インターネットに接続できません」というエラー表示が消えません。
なぜ？と思ってみてみると…。
なんと、圏外です！
ほんの少しの不安はあったものの、それでも1～2本は電波も入るだろうと思っていたら、完全な圏外。
うーん、残念ながらこれでは使えそうもありません…。
屋外に出ても変わらないので、どうやら我が家では使うことが出来ないようです。
ただただ残念…。
ちなみに、公式ホームページのエリア判定では△でした。
不安だったのでエリア担当のサポートにも電話で問い合わせていたのですが、△でも問題なく使っている人もいるし、ちょっと遅いな～と感じる人もいるとのご回答。
もともと田舎住みでネットが遅いのには慣れているので、それなら試してみよう！と申し込んだのですが、まさか完全に圏外なんてショックすぎます。
WiMAXが圏外のときの対処法！サポートに問い合わせてみました
そこで、手元に届いたWiMAXが圏外で使えなかった場合の対処法を、サポートに問い合わせしてみました。
すると、圏外の場合3つの可能性が考えられるそうです。
- 端末の接続不良
- 端末が初期不良を起こしている
- 使用場所がエリア外
端末の接続不良
まずは、端末の接続不良の可能性です。
この場合、端末を再起動すれば正常に電波が入ります。
一度電源を切って、ICカードを抜いて、差し直します。
もう一度電源を入れてみて、電波が入ればOK。
入らなければ、今度は端末の左下にあるリセットボタンを押してみましょう。
手では押せないので爪楊枝が必要です。
この時電源は入れたままでOKです。
「オールリセット中」と表示された後、端末が初期化されますので、これで電波が入ればOKです。
端末が初期不良を起こしている
次に考えられるのが、端末の初期不良。
そもそもの端末の不具合のせいで電波が入らないというものです。
この場合は、WiMAXを持って少し広範囲を移動してみましょう。
街中などに移動しても電波が入らないようであれば、初期不良の可能性があります。
サポートセンターに電話すれば対応していただけますので、本体を交換してもらいましょう。
使用場所がエリア外
移動してみて「街中なら電波が入る」という場合は、残念ながらエリア外です。
悲しいですが、自宅ではWiMAXを使用することが出来ません。
この場合、商品到着から8日以内にサポートセンターに電話すれば、契約を解除することが出来ます。
高額な解約手数料は発生しませんので安心してくださいね。
私の場合は、3番のエリア外でした。
判定では△でしたが、山の中に住んでいるので地理的な問題なのか、実際には電波が届かなかったようです。
失敗の理由2・LTEはギガ放題じゃなかった！
また、私が失敗したふたつめの理由は、「LTE通信もギガ放題だと思っていたこと」です。
WiMAXのエリア判定が△だった時に、念のためauショップでエリア確認のためのデモ機を借りてきていたんですよね。
デモ機は快適で、Broad WiMAXはauの電波を利用したLTE通信が使えることをウリとしていたので、これなら間違いないだろうと思って契約したんです。
けれど、これにはからくりがありました。
WiMAXの通信モードには2つのモードがあります。
ひとつは「ハイスピードモード」、もうひとつは「ハイスピードエリアモード」と呼ばれるものです。
「ハイスピードモード」というのは、通常のWiMAXの回線を使用した通信モードです。
一方で、「ハイスピードエリアモード」は、状況に応じてWiMAX回線とLTE回線の早い方を使用することでより通信速度を上げられるというもの。
私はこのどちらもギガ放題になるものだと思っていたのですが、実はLTE回線には7GBの使用上限が設けられているんです。
そのため、私のように田舎に住んでいてWiMAX回線は使えないけれどLTEならOK、という方は、ギガ放題で申し込んでいても実際には7GBしか使えないということになります。
「auの電波が入るからOKだよね！」という安易な気持ちで申し込むと、実は使い放題ではないという大きな失敗をしてしまいますのでくれぐれも気をつけましょう。
ちなみにこの件については、Broad WiMAXのお申込み時の画面でこのように赤字で説明されています。
でも、この「ハイスピードプラスエリアモード」というのが何なのかの説明が公式ページには全くなくて、知識のない私はまさかLTE通信の事を挿しているだなんて気づかなかったのです。
完全に私の確認不足ですが、サポートに問い合わせてもエリアモードの事は知っていて当たり前、という対応だったので、きっとWiMAX業界では常識の知識なのでしょう…。
知らないと痛い目を見るのは購入者側ですので、ネットで何かを契約するときには、やはり「面倒でも隅々まで必ず一通り目を通す事」、「疑問に思ったことはその都度確認しておくこと」を徹底することが大切です。
確かに初期契約解除は可能、でも完全無料ではないので注意！
「使えなくてもタダで返品できるんだから、そんなに落ち込まなくても」と思われるかもしれません。
ここにもWiMAXの落とし穴があります。
ホームページでは大々的にエリア外でも8日以内ならキャンセル可能！と書かれていますが、キャンセルしても全額が返ってくるわけではありません。
初期契約事務手数料の3,200円と、本体返品時にかかるゆうパック送料は購入者の負担になるんです。
ちなみに負担が嫌だからといって着払いで送ってしまうと、受け取って貰えず期限の8日を過ぎてしまうので、反対に高額な解約金が発生してしまいます。
素直に元払いで送るようにしましょう。
ちなみにこの件に関しても、ちゃんと小さく薄字で書かれていました。
Broad WiMAXは全体的に、大事なことほど小さく隠して書く傾向にあるので、よくよく確認しながら落ち着いて申し込むことが大切です。
何故事務手数料は返金外なのかを調べてみると、この手数料はICカード発行時にかかっている金額なのだそうです。
すでにかかっているお金なので、返金の対象にはなりません。
もう台紙からカード切り取ってしまっていますもんね。
結局エリア判定△だったのに使えず、4,000円近いお金が無駄になってしまい、家計を預かる主婦としてはとても痛い出費でした…。
何かを契約するときにはよくよく確認してからにしないといけないなぁと、よい勉強にもなりました。
WiMAX購入時は、はじめてだからこそよく検討するのが大切
はじめてWiMAXに申し込む際には、思い付きで契約するのではなくよく考えてから申し込むようにしましょう。
特にWiMAXは、Broad WiMAXに限らずどのホームページも初心者には読むだけではわかりにくように感じます。
このレビューを掲載していただくサイトのような、WiMAXに詳しい方の比較サイトをちゃんと参考にした方が良いでしょう。
私はぱっと飛びつきで広告から申し込んだので、後悔する点が沢山ありました。
また、サポートに電話すると電話から直接の申し込みを勧められることが多いですが、電話でも解約時の大切なことはほとんど説明してくれません。
後から自分が悲しい思いをしないためにも、落ち着いてネットから申し込む方がおすすめです。
以上、私の場合は失敗談で終わってしまいましたが、電波さえ入れば低価格で家でも外でも使えるWiMAXはとっても魅力的です。
私も、もし引っ越す機会があればまたチャレンジしてみたいです。
皆さんも、WiMAXが気になる方はまずエリア判定から始めてみてくださいね！
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