Triprouterを徹底解説!果たして評判は良いのか?
ツイート2017年2月に発売されたデータ通信端末「Triprouter(トリプルーター)」。
Triprouterを使えば、これまで法人でしか契約できなかったUSBデータ通信端末「U01」を個人でも利用でき、さらにUSB接続のみに対応したU01をWi-Fiルーター化させてしまうことも可能です。
今回はTriprouterとはどのようなデータ通信端末なのか、メリット・デメリット、実際に利用しているユーザーの評判を中心にご紹介していきます。
目次
Triprouterとは?
Triprouterは、USB接続データ通信端末「Speed USB STICK U01」とU01をモバイルWi-Fiルーター化するための端末「Triprouter」がセットになった製品です。
U01は、基本的に法人・ビジネス向けのデータ通信端末で、モバイル端末に直接USB接続することでネットを利用できるようになるのが特徴です。
この製品は、例えば日本マクドナルドも導入しているくらい信頼性の高い端末なのですが、USB接続でしか利用できないという欠点がありました。
しかし、TriprouterとU01を併用することで、PC、タブレット、スマートフォンなど、最大8台までWi-Fiを通してインターネットに同時接続できるようになり、これまでよりも利便性が向上します。
また、U01単体の契約は基本的に法人のみですが、3WiMAXのTriprouterを利用すれば個人契約も可能です。
以下は、Triprouterの仕様です。
商品名 |
Triprouter |
---|---|
製造元 |
HUAWEI |
サイズ |
縦62 × 横108 × 高さ24.5mm |
重さ |
約138g |
バッテリー容量 |
2,500mAh |
対応エリア |
WiMAX 2+ / au 4G LTEエリア |
通信速度 |
最大220Mbps |
連続使用時間 |
連続通信時間 約6時間 |
連続待受時間 約15時間 |
|
カラー |
ブラック(U01)&ホワイト(Triprouter) |
そしてTriprouter=トリプルーターは、名前の通り3つの特徴をもった端末です。
- U01単体で利用できる
- U01をモバイルWi-Fiルーター化させる
- モバイルバッテリーにもなる
1つずつ見ていきたいと思います。
U01単体で利用できる
Triprouterは、USB接続データ通信端末「U01」とモバイルWi-Fiルーター化する「Triprouter」がセットになった商品ですが、U01単体での利用も可能です。
出典:KDDI
U01は、USB接続経由でモバイル端末のインターネット接続を可能にする無線ルーターのため、Wi-Fi機能を搭載していないデバイスでもネット接続できるというメリットがあります。
また、U01本体が受信したデータを直接デバイスに送信するので、一般的なモバイルWi-Fiルーターと比べて安定した速いデータ通信が可能です。
さらに、デバイスに直接挿しながら利用するため、充電の手間も不要で扱いやすいというメリットもあります。
一方でU01を単体で利用する場合、USB接続経由で通信を行うため、1つの端末でしかデータ通信できない、パソコンの電源使用量が上がってしまうというデメリットもあります。
そこで、これらのデメリットを解消するために生まれたのがTriprouterです。
U01をモバイルWi-Fiルーター化させる
出典:3 WiMAX
U01とTriprouterを併用することで、U01をモバイルWi-Fiルーター化できます。
Wi-Fi接続でのネット利用が可能になるため、U01単体利用ではできなかった「最大8台までのWi-Fi対応機器同時接続」が可能となります。
モバイルバッテリーにもなる
出典:3 WiMAX
Triprouterは、モバイルバッテリーとしても利用可能です。
バッテリー容量は2,500mAh。USB接続でスマホやタブレットに給電できます。
え、めっちゃ便利ですね!
またTriprouter本体を充電しながらスマホやタブレットの同時充電もできるので、就寝前にTriprouterとモバイル端末を接続して充電しておけば、朝にはどちらも充電を完了させられます。
Triprouterのデメリットは?
ここまでTriprouterのメリットを紹介してきましたが、デメリットについても見ておきましょう。
主なデメリットは以下の3点です。
- WiMAX2+の最大通信速度を利用できない
- 最新のWi-Fi規格「11ac」に未対応
- モバイルWi-Fiルーターとして使う場合、バッテリーの持ちが悪い
詳しく解説していきます。
WiMAX2+の最大通信速度を利用できない
Triprouterは、WiMAX2+とau 4G LTEに対応したモバイルルーターで、通信速度は最大220Mbpsです。
一方、たとえばWiMAX2+対応の最新モバイルルーター「W04」は、最大590Mbpsのデータ通信を行うことができます。
そのため、Triprouterは最新機種よりもデータ通信速度は遅いと言えます。
しかし実際のところ、590Mbpsの通信速度が必要なのかと言われると、そんなことはありません。
たとえば、YouTubeでフルHDなどの高画質動画を再生する場合でも、3Mbpsの通信速度があれば十分です。
関連:どのくらいの回線速度が必要??実はこんなもんだった!?
ネットサーフィンや画像のダウンロード程度であれば、それ以下の速度でも問題ありません。
なおTriprouterはモバイルWi-Fiルーターのため、オンラインゲームでの利用は厳しいのですが、それ以外の用途ならば問題なく利用できるでしょう。
最新のWi-Fi規格「11ac」に未対応
モバイルルーターはいろいろな種類のものが発売されていますが、それぞれ「Wi-Fi規格」というものが決まっています。
たとえば、最新モバイルWi-Fiルーター「W04」のWi-Fi規格は「11ac」というものが使われており、これは高速通信に対応した規格です。
一方、TriprouterのWi-Fi規格は「11b/11g/11n」というもので、最新規格の「11ac」に未対応のため通信速度が落ちる傾向にあります。
しかし前述したとおり、オンラインゲーム利用以外の用途であれば速度は問題ないでしょう。
モバイルWi-Fiルーターとして使う場合、バッテリーの持ちが悪い
Triprouterは、U01と併用して使うことを前提に作られた製品ですが、実はバッテリーの持ちがあまりよくありません。
製品仕様を見ると、連続通信時間は360分(6時間)となっており、これは最新のモバイルWi-Fiルーターの中でも短い方です。
U01単体で利用するのがメインであればバッテリーの持ちを気にする必要はないのですが、モバイルWi-Fiルーターメインとしての利用であれば、こちらの機種はあまりおすすめできません。
Triprouter利用時に受けられる3つのキャンペーン
モバイルルーター契約時はキャッシュバックをもらえることが多いのですが、Triprouterは特にたくさんのキャッシュバックやキャンペーンが設定されています。
以下は、3 WiMAXというwimaxプロバイダを利用することで受けられる特典です。
- 28,000円のキャッシュバック
- 端末代金0円
- 最大3か月間、月額料金が635円割引
キャッシュバック金額に関しては、業界最高値と言える金額です。
また、モバイルWi-Fiルーターの端末代は無料、もちろん工事費もかからず、初期費用は事務手数料の3,000円のみです。
Triprouterの評判は?
では、最後にTriprouterを実際に利用しているユーザーの評判について見ていきましょう。
久しぶりにwimaxを使い始めた。triprouterを使っているんだが、このルーターがいいのか前より安定している。
— たっきー (@TackyYoji) 2017年5月12日
ん~#wimax2 品質悪いけっこうな頻度で切れる。
— hiro_chan_des(ソニョシデ) (@fx_meta4_ea) 2017年6月9日
ル-タ-が悪いのかな?
Speed USB STICK U01 + triprouter
通信の安定性は、モバイルルーター全般に共通しているのですが、エリアや使用場所によって大きく変わります。
利用前には必ずHPよりエリア確認を行い、問題なく利用できるかをチェックしておきましょう。
個人的な意見ですがTriprouterはUSB端末のUSB STICK U01をドッキングさせてモバイルルーターとしても使えるようにした変態端末です。USB接続をメインに想定している為か通信時間が6時間しかもちません。月300円ほど高いですがW04などの最新機種をおすすめします。
— 都ハルミ (@harumi63) 2017年5月11日
TripRouter+U01を運用開始してみたが、予想以上にバッテリが持たないな。あとスマホからU01の管理画面開こうとするとTripRouterがリブートしたり、電源の供給切り替えで無限再起動になったり、安定しない印象。
— まついかん (@potepotetamago) 2017年5月30日
Triprouterのデメリットの一つである「バッテリーの持ちの悪さ」を気にしている人もいました。
TriprouterをWi-Fiモバイルルーターメインとして使おうと考えているのであれば、最新機種のW04を利用することを考えた方がいいかもしれません。
まとめ
TriprouterはU01をモバイルWi-Fiルーター化できるデータ通信端末で、以下の3つの特徴を持っています。
- U01とTriprouterはセットになっており、U01単体での利用も可能
- U01をWi-Fiルーターとして使える
- モバイルバッテリーにもなる(バッテリー容量2,500mAh)
また、Triprouterのデメリットは以下の3点です。
- WiMAX2+の最大通信速度を利用できない
- 最新のWi-Fi規格「11ac」に未対応
- モバイルWi-Fiルーターとして使う場合、バッテリーの持ちが悪い
Triprouterは、通常USB接続でしか使えないU01をWi-Fiルーター化できたり、モバイルバッテリーとしても使えたりするなど便利な機能を備えています。
しかし、バッテリー持ちがあまりよくないため、Wi-Fiルーターメインで使おうと考えている方は、最新端末のW04などと比較して選ぶのがいいでしょう。
また、「どのプロバイダから契約するのか」で2年間の合計料金がだいぶ変わってきます。
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