WiMAXの速度が遅くなった場合の対処法
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WiMAXを利用していて、
「あれ・・・何か今日遅くね??」
と思うこと一度や二度あると思います。(私の場合は一度や二度ではありませんでしたが)
そこで、今回はWiMAXの速度が遅くなった原因とその対処法について書いていこうと思います。
目次
WiMAXの速度が遅くなる原因
WiMAXの速度が遅くなる原因について書きました。
- 速度制限
- 他の電波と干渉している
- WiMAXを置く場所に電波が届いていない
- WiMAXをエリア外で利用している
- 鉄筋コンクリート内で使用している
- WiMAXルーターを省電力モードにしている
- WiFi接続にしている
- パソコン側の省電力機能の設定が原因
- 使っているWiMAX端末が古い
速度制限
WiMAXが速度制限に引っかかっているため、速度が遅くなっている可能性があります。
通常プランで速度制限に引っかかった場合
通常プラン(7GB/月)で付き7GB以上利用すると、速度制限に引っかかります。
通常プランで速度制限に引っかかった場合、最大速度が128Kbpsまで制限されてしまいます。
128Kbpsという速度は
- LINEのトーク、通話は⇒○
- 画像サイトを開く⇒×
- テキストサイトを開く⇒△
- 動画を閲覧する⇒×
という速度です(あくまで実際に試してみた主観です)。
ギガ放題で速度制限に引っかかった場合
ギガ放題プラン(3GB/3日)で速度制限に引っかかった場合、最大速度が1Mbps~6Mbpsに制限されてしまいます。
ただし、速度制限に引っかかっても1Mbps~6Mbpsの速度が出ていれば、動画の閲覧、画像サイトの閲覧等大半のことはできます。
最大220Mbps⇒6Mbps以下まで落ちるので、結果的に速度は遅くなってしまいますが。
他の電波と干渉している
他の電波と干渉していて速度が遅くなっている可能性があります。
- 集合住宅
- 電子レンジなどの電子機器が多い場所
- WiFiスポット
このような場所は電波の干渉かおきやすくなっています。
そこで5GHz帯域の回線に切り替えてWiMAXを利用するのをお勧めします。
一般的にWiMAXは2.4GHzと5GHzの通信帯域がある
一般的にWiMAXには2.4GHz帯と5GHz帯域があります。
2.4GHz帯域
障害物が多い場所でもつながりやすいが、他の電化製品の干渉を受けやすい。
5GHz
直線に進む電波なので障害物に弱いが、WiMAX特有の電波のため他の電化製品の干渉を受けにくい。
上記のように電波の干渉を受けている場合は5.0GHz帯域に切り替えれば改善することがあります。
W01を使っている場合
「設定」⇒「通信設定」⇒「Wi-Fi設定」で5.0GHz帯域の電波に変えることができます。
WX01を使っている場合
設定⇒5GHz帯の使用するにチェックを入れる
以上で設定完了です。
WiMAXを置く場所に電波が届いていない
WiMAXを置く場所に電波が届いていない場合、WiMAXを2.4GHzに切り替え直したうえで(上記の5GHz帯域に変えることと逆のことをすればいい)少しだけWiMAXの位置をずらしたりしてつながるかどうか試してみる必要があります。
首都圏の高層ビルの内部等は特につながりづらい傾向があります。
窓際の障害物のない場所に置いてみましょう。
WiMAXをエリア外で利用している
現在、自宅がWiMAXのエリア外の場合、基本的にWiMAX2+回線でWiMAXでインターネットにつなぐのは難しいです。
そこで、au4GLTE回線を利用するという方法があります。
WiMAX2+の「W01」と「W02」はLTE回線を利用することができます。
このLTE回線は利用可能エリアが非常に広く、地方のWiMAX2+回線が届かないエリアでもLTE回線なら使えるケースが多々あります。
ただし、LTE回線を利用するためにはWiMAXの月額費用にプラスして1005円支払う必要があり、しかも7GB/月までしか利用できません。
毎回LTE回線を利用するというより、臨時のときのみ利用するという使い方がベストです。
前提としてWiMAX契約前に利用可能エリアかどうか調べること
絶対条件として、自分が住んでいる場所がWiMAX利用可能エリアかどうか必ず調べておくことが重要です。
WiMAXの利用可能エリアかどうかの確認はコチラから確認できます。
参照:UQWiMAXの公式HP
鉄筋コンクリート内で利用している
木造の建築物と比較して、鉄筋コンクリート内で利用すると、WiMAXは速度が遅くなりがちになります。
何故、WiMAXが鉄筋コンクリートの建物だとつながりにくいかというと、WiMAXの周波速度が5.0GHzと速いからです。
この周波数のおかげで素早いネット回線が利用できるものの、ビルの内部、鉄筋コンクリートの内部には弱くなってしまいます。
解決法は??
上記でも少し触れましたがWiMAXの速度は周波数が2種類あります。
5.0GHz帯域と2.4GHz帯域ですが、電波干渉の時とは逆で、分厚い鉄筋コンクリートでできている建物の内部に関しては2.4GHz帯域の電波の方が繋がりやすくなります。
ですから上記とは真逆の操作をすれば2.4GHzの通信帯域に変更することができるので、変更後は鉄筋コンクリートのの建物でもつながるようになります。
WiMAXルーターを省電力モードにしている
WiMAXはルーターによっては「省電力モード」がついています。
そこで、省電力モードを「ハイパフォーマンスモード」に変更しましょう。
バッテリーの持ちは少し悪くなりますが最大通信速度が速くなるケースがあります。
WiFi接続にしている
WiFi接続だとどうしてもつながりにくい場合があります。
そこで、つながりにくい場合は「USB接続」に切り替える必要があります。
もしUSB端子があるパソコンで利用している場合はUSB接続の方が繋がりやすいのでUSB接続をお勧めします。
パソコン側の省電力機能の設定が原因
ルーター側の省電力機能が速度低下の原因になることがあります。
しかし、それだけではなくパソコン側の省電力機能が速度低下の原因になることもあります。
Windows7もしくはVistaを使っている場合
Windows7もしくはVistaを使っている場合、WiMAX接続した際に速度が遅くなることがあることが確認されています。
そこで解決法は2つ。
解決法①:モバイルPCを電源に接続
ノートパソコンの場合、電源に接続することでパソコン自体のパフォーマンスが安定して通信速度が速くなることがあります。
解決法②:省電力電源プランの変更
パソコンによって電源の設定を省電力モードにしている人もいると思います。
そこで解決法として省電力モードの設定を解除してハイパフォーマンスモードに変えることによってパソコン側のパフォーマンスが向上し、通信速度があがることがあります。
使っているWiMAX端末が古い
この記事を執筆した当時は「W01」もしくは「W02」という最大220Mbpsの速度が出るWiMAX端末をオススメしていました。
しかし2017年現時点ではこのWiMAX端末は性能が古いと言わざるを得ない状況です。
現在はもっとハイスペックなWiMAX端末があります。
今おすすめなのは2016年12月に販売された「WX03」というWiMAX端末ですね。
こちらのWiMAX端末は最大速度440Mbps出るWiMAX端末でSNS上の評判も良いです。
もし端末を乗り換えるのであれば、WiMAXを一度解約する必要があります。
その際は「WiMAXを再契約!?もう一度キャッシュバックを貰う方法とは??」を読んで再契約する際にキャッシュバックを貰うことをお勧めします。
まとめ
- 速度制限
- 他の電波と干渉している
- WiMAXを置く場所に電波が届いていない
- WiMAXをエリア外で利用している
- 鉄筋コンクリート内で使用している
- WiMAXルーターを省電力モードにしている
- WiFi接続にしている
- パソコン側の省電力機能の設定が原因
以上がWiMAXの速度が遅くなった原因とそれに対する対処法です。
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