WiMAXの最新端末W03のレビュー!果たしてスペックは??

WiMAXの最新端末W03のレビュー!口コミ、評判はどうなの??

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2016年2月に販売された最新機種「Speed WiFi Next W02」に続いて2016年6月16日に「Speed WiFi Next W03」というWiMAX端末の販売が発表されました。

 

実際に販売されるのは2016年7月1日です。

 

最大速度が370Mbpsというのが売りのWiMAXルーターですが果たしてこの端末は使い勝手がいいのか??

 

今までのWiMAX端末よりもおすすめできるのか??

 

スペックを比較したらどうなのか??

 

実際に調査してみました。

 

目次

 

画像W03のスペックは??

 

Speed WiFi Next W03は現在オレンジとホワイトの2種類のカラーが出ています。

 

そこで最新端末W03のスペックを調べてみました。

 

商品名 Speed WiFi Next W03
製造元 HUAWEI
最大速度 370Mbps
サイズ 約120(W)×62(H)×11.4(D)mm
質量 127g
通信可能時間 最大730分

 

今までのWiMAX端末と比較してみた

 

比較対象がないとわかりづらいので今までの端末と比較してみました。

 

 

ハイスピードモード&ハイスピードエリアモード利用可能

W01、W02同様にハイスピードモード、ハイスピードエリアモードのどちらのモードも利用できるようになっています。

 

  • ハイスピードモード→WiMAX2+回線
  • ハイスピードエリアモード→au4GLTE回線

 

を使うことができます。

 

WiMAX2+回線は「エリアによっては通信が不安定になりやすい」というデメリットを抱えています。

 

それに対してau4GLTE回線はそのエリアでも比較的安定して利用できるので、WiMAX2+が不安定状態の時にLTE回線を利用することができるというのは強みです。

 

バッテリー容量が格段に増えた

上記の表を見ていただけるとわかる通り

 

  • W01⇒2300mAh、連続待ち受け時間730時間
  • W02⇒2300mAh、連続待ち受け時間760時間
  • WX02⇒2500mAh、連続勝ち受け時間650時間
  • W03⇒3000mAh、連続待ち受け時間1040時間

 

とワンランク通信容量が増えました。

 

 

参照:価格.com

 

実際、価格.comのレビューでもW01の電池持ちの悪さは若干話題になっていました。

 

W01の場合「朝、WiMAXを起動して夕方ごろにはWiMAXのバッテリーが切れている」という状態でした。

 

しかしW03のバッテリーはW01よりも3割程度電池容量が増えていますので、計算上少なくとも夜までは持ちます。

 

バッテリー容量が3000mAhなので、4~5万円の高級スマホ端末のバッテリー容量と同じくらいです。

 

丸一日持つ電池容量としては充分すぎるほどの容量ですね。

 

最大370Mbpsの速度の回線を使える

今までのWiMAX端末は最大220Mbpsが精一杯でした。

 

しかしW03に関しては、「最大370Mbps」の速度を出すことができます。

 

仕組みはどうなっているのか??

今までは「キャリアアグリケージョン」といって110Mbpの回線を2本組み合わせたインターネット回線を使って220Mbpsの速度を再現していました。

 

 

 

 

今まではWiMAX2+の最大速度110Mbpsの回線を2つ組み合わせた仕組みになっていました。

 

 

しかし、W03の回線は「WiMAX2+の最大110Mbpsの回線を2つ、150MbpsのLTE回線、合わせて370Mbpsの回線」

 

となっています。

 

 

とのようにLTE回線が加わることによって今までよりもより速い回線で通信することができるようになりました。

 

今回は比較的安定しやすいといわれているLTE回線を組み合わせた通信回線なので安定性には期待できます。

 

W03の特徴を徹底解説!

 

SSIS、パスワードを入力せずに設定可能

 

WiMAXに契約してまず一番最初にするあのめんどくさい作業。

 

SSIDとパスワードの入力をせずにボタン一つで設定できるようになりました。

 

急に友人に「WiMAX貸して!」と言われたときボタン一つでつなげることができるので余計な手間をかけさせません。

 

省エネ機能機能付き

 

バッテリ残量に応じでCA(キャリアアグリケーション)をオフにする機能があるため電池の消耗を抑えることができます。

 

 

サイズはW01と同じくらい!

  • W01⇒W120×H59×D10
  • W03⇒W120×H62×D11.4

 

 

WiMAXのW03のサイズはW01とほぼ同じです。

 

名刺よりも少し大きいくらいのサイズですね。

 

 

現状でW03はおすすめできるWiMAX端末か??

 

現状、W03はおすすめできます。

 

理由は3点。

 

  • 電池持ちの良さが保証されている
  • 今までとネット通信の仕組みは一緒
  • 過去の最新端末で劣化販売が一度もなかった

 

電池の持ちが保証されている

前回発売の端末、「W02」の電池容量が2300mAh⇒3000mAhと、増えていることが数字でわかります。

 

確実にバッテリーの持ちが増えたのがわかります。

 

「電池が持たない!」という意見を定期的に耳にしていたので、今回はそれが大幅に改善されました。

 

今までとネット通信の仕組みは一緒

今までの端末「W01」「W02」と端末の仕組みは一緒です。

 

キャリアアグリケーション対応のWiMAX2+回線と、LTE回線がメインです。

 

370Mbpsは設定すればエリア限定で使えるようになります。

 

いづれにしても新端末だから実装失敗で使えなくなるということはなさそうです。

 

過去の最新端末で劣化販売が一度もなかった

過去のWiMAX端末の販売履歴を見ても、劣化したことはないです。

 

  • W01⇒W02
  • WX01⇒WX02
  • HWD14⇒HWD15

 

と、それぞれ進化版端末が出た時に劣化版端末は一度もありませんでした。

 

スマホ等のガジェット系端末は新端末が出た時、一定の確率で「前回の方が良かった」と言われがちですが、WiMAXに関してはそれが今のところ一回もないので自信を持ってW03をおすすめします。

 

 

W03の口コミ、評判は??

 

 

今回はTwitterからの引用と価格.comで口コミ・評判を探しました。

 

Twitterでの評判

 


 

 


 

 


 

価格.comでの評判

 

肯定的な口コミ

 

  • 固定回線代わりとして十分利用できる
  • 設定はカンタン
  • 画面が大きくて見やすい
  • 5GHzタイの通信回線が利用可能

 

 

否定的な口コミ

  • エリアによってはつながらない
  • 建物の中は電波が弱い
  • 電池残量が%で表示されないのでわかりにくい

 

総評

全体的に口コミは悪くないです。
固定回線として十分使える、契約してよかった、損な口コミも見られました。

 

ただし、通信の安定さに関しては賛否両論があります。

 

エリアによってつながる、つながらないはっきり分かれるようです。

 

そこで、契約前は必ずWiMAXのエリアを確認することをおすすめします。

 

また、契約後につながらなかったとしてもGMOとくとくBB経由で契約すれば、契約20日以内なら返却することができるので、GMO経由での契約をお勧めします。

 

 

まとめ

W03が出てから370Mbpsの回線速度という速度で通信することができるということですが、期待は半分程度にしましょう。

 

それでも電池容量が上がっただけで充分な改善です。

 

通信の仕組みは今までと一緒なので、ネット通信は今までと全く同じように使えるでしょう。

 

発売次第、当サイトでもテストで利用してみようと思います。

 

また、WiMAXに契約する際は必ず価格比較をしたほうが良いです。
当サイトではWiMAXプロバイダを徹底比較しています。

 

プロバイダによっては最大3万円近くキャッシュバックに差があります。

 

WiMAXプロバイダ比較!キャッシュバックキャンペーンを徹底解説!」で解説していますので、契約前に必ずチェックすることをお勧めします。

 

 

【追記】

今回、最新WiMAX端末であるW03が手に入ったので早速レビューしていこうと思います。

 

 

上記がW03となっています。

 

 

iPhoneとのサイズの比較

 

また、私が持っているiPhone5Sと並べてサイズを比較してみました。
写真通り、iPhone5SとWiMAX端末W03は同じくらいのサイズとなっています

 

 

 

ボールペンとのサイズの比較

 

縦の長さはボールペンよりやや短いくらいとなっています。

 

 

それでは実際にWiMAX端末W03を使ってみました。

 

W03を実際に使ってみた

実際にW03を使ったレビューをしていきたいと思います。

 

どれくらいの速度が出るか??

 

実際にスピードテストをしてみたところ速度が3.85Mbpsでした。
決して早くはないですけど、何も見れないほど遅くもないです。

 

動画・ネットサーフィンは大丈夫??

W03でネットサーフィン、動画の閲覧をしてみました

 

ネットサーフィン

 

ネットサーフィンは問題なくサクサク使えます(まぁ当たり前ですが)
yahooニュースやUQWiMAXのHPを見ても読み込みが遅いといった問題は特にありませんでした。

 

Youtube


Youtube動画も特に全く持って問題なく使えます。
読み込みが遅くなることは全くなく、非常にスムーズに再生することができました。

 

まずは普通に利用する分には今のところ全く問題ありませんでした。

 

SNS

今回は一番良く使われているTwitterでテストしてみましたが、全く問題なく利用できます。

 

 

スマホアプリでゲーム

今話題のポケモンGOをW03で利用してみましたがこちらも全く問題なくプレイできました。

 

 

現状では普通に利用する分には全く問題なくインターネットに接続できることを確認できました。

 

 

 

W03の機能をチェックしてみた

W03に新たについている機能をチェックしていきたいと思います。

 

状況に応じてパフォーマンスを変えることができる

W03はバッテリーの状況に応じて、パフォーマンス設定を変えることができます。

 

 

ハイパフォーマンスモード

ハイパフォーマンスモードは最大220Mbpsの回線を利用できます。

 

ハイパフォーマンスモードでの速度測定

 

1.97Mbpsと、それほど早くない速度でした。
体感速度は光回線とそん色ないほど早いです。
動画も止まらずにサクサク再生できます。

 

ノーマルモード

 

 

ノーマルモードは最大220Mbpsという速度でネットにつなげることができます。
ただし、バッテリーが少ない状態のときは自動でキャリアアグリケーションはオフ。

 

14.92Mbpsとハイパフォーマンスモードよりも早いという結果になりました。
体感速度としてはコチラのノーマルモードも光回線と比べて特に遜色ないスピードが出ます。
動画も問題なく再生できます。

 

バッテリーセーブモード

 

 

バッテリーセーブモードはキャリアアグリケーションは常にオフ。
最大110Mbpsの速度しか出ません。

 

今回は12.44Mbpsという速度が出ました。

 

バッテリーセーブモードでも充分動画を見ることができました。
ただネットサーフィンはノーマルモード、ハイパフォーマンスモードと比較してちょっと遅いかな、と感じました。

 

周波数を変えることもできる

 

W03は周波数を変更することが出来ます。
インターネット回線は周波数によって速度が変わります。

 

  • 周波数5.0GHz→5.0GHzは2.4GHzは新しい電波領域なので、混雑していない。そのため他の電化製品に電波干渉を受けにくい。ただし障害物に弱いため、都心の混雑したビル内部などではつながりにくい。
  • 周波数2.4GHz→昔からある電波周波帯域なので、スマホ、パソコン、電子レンジなどの電波に干渉しやすく。(電波干渉が起きたら通信が不安定になる)ただ、周波数が低い電波は回折性があるため障害物に強く、都心のビル内部で利用しても安定して使えることが多い。

 

実際、今回W03を利用して自宅のある東京都杉並区で通信帯域を変えたところ

 

  • 2.4GHz→〇
  • 5.0GHz→×

 

となりました。
5.0GHz帯域でのインターネット通信が全くつながらない状態でした。
恐らく私の自宅が駅前の建築物が多い密集した地域であるためこのような結果になったのではないかと思われます。

 

もう少し、田舎に行けば5GHzの通信帯域の方が役に立つと思われますが、基本的には2.4GHz帯域を使うことをお勧めします。

 

タイマー機能

W03は新たに2つのタイマー機能が付きました。

 

 

wifi自動オフ機能

wifi自動オフ機能は5分間、10分間、15分間を選ぶことができ、その時間wifiにつなげなかった場合、バッテリー節約のためwifiを自動的に切るシステムとなっています。

 

自動電源オフ機能

自動電源オフ機能は30分間、60分間、90分間選ぶことができ、その時間wifiにつなげず、操作もしなかった場合その時間経過すれば自然に電源が切れる仕組みになっています。
つまりいバッテリーの節約ができるということです。

 

 

他にもいくつか機能がありましたが、W03特有の機能は以上です。

 

バッテリー持ち

バッテリー持ちは噂通り丸一日利用しても電池がなくなることはありませんでした。
記載されている電池容量を見ても3000mAhと過去のWiMAX端末と比較しても頭一つ突き抜けています。

 

また、バッテリーそのものの容量が多いだけではなく、バッテリー節約機能(Wi-Fi電源自動オフ、パフォーマンス設定機能)があり、ある程度自分の利用頻度によって設定を調整すれば電池切れで悩まされることも特にないかと思います。

 

 

利用してみた感想の総括

特に問題なく今までのWiMAX端末と同じように接続してネットを使うことができました。
今回の端末W03は一言でいうと「バッテリーに一切気を使う必要がない端末」と言えます。

 

バッテリー容量がデフォルトの状態で3000mAhある上に、バッテリー持ちをより長くさせるための機能がきちんと備わっているため、バッテリーを特に気にすることなくく利用することができます。

 

それ以外の点では今までのWiMAX端末とは特に大きな差はありません。

 

最大370Mbpsに関するネット回線は現在渋谷駅周辺歯科タイプしていません。
今後山手線エリアを中心に拡大していくそうです。

 

まだ最大370Mbpsの回線は使えないと思って契約したほうがいいです。

 

今のところ電池持ちの部分で他の端末よりも利用するメリットはあるのでW03をおすすめします。

 

 

 

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